胡麻麦茶は血糖値対策よりも、高血圧対策として用いられる方が多いです。
しかし、胡麻麦茶に含まれているゴマペプチドには
血糖値を下げる効果があることが報告されています。

胡麻麦茶
ゴマペプチドは血管を収縮させる酵素の働きを抑えて、
血管を広げることで血圧を低くさせます。

糖尿病では糖の影響で血管がボロボロになってしまうため(糖毒性)、
高血圧症の合併症を引き起こすことが多いです。

糖尿病食の基本は炭水化物の制限と塩分制限と言われているほど、
血圧には注意します。

また、麦茶の原料は大麦です。
大麦には食物繊維が豊富に含まれているため、
食後の血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる効果が期待できます。
食物繊維を意識せずに糖質を摂取した場合と、
野菜や海藻やキノコなどの食物繊維が多い食品を食べてから糖質を摂取した比較では、
明らかに後者の方が血糖値の上昇スピードがゆっくりになります。

胡麻麦茶の主な効果は高血圧の改善ではあるものの、
ゴマペプチドには血糖値を下げたり、
食物繊維が血糖値の上昇をゆるやかにする効果が期待できそうです。

ただし、胡麻麦茶を飲んでいれば
何も対策をしなくても血圧や血糖値が下がるわけではありません。

食事はなるべく糖質の少ないものを選び、
たんぱく質と脂質からエネルギーを補給するようにします。

さらに血圧を上昇させないために薄味を心がけることが大切です。
最初のうちは薄味の食事は味気なくて物足りなさを感じますが、
2週間も続けていれば次第に薄味のほうが美味しく感じられるようになります。

また、唐辛子や酢、ハーブなどの刺激や香りが強いものを使えば、
塩分を抑えながら美味しく食事をすることができます。

高血圧症や糖尿病では運動制限が出ることもありますが、
軽い運動が許されているならば食後に積極的に動きましょう。
血糖値は特に食後に動くことで糖毒性を抑える効果が期待できます。

6990d4d2f0a821bacb58ebd2290e041b_s

胡麻麦茶以外に健康のためにサプリメントを使いたいならば、
アラプラス糖ダウン(糖ダウン)がおすすめです。

通常の血糖値対策サプリメントは糖の吸収を抑えることを主目的にしていますが、
アラプラス糖ダウン(糖ダウン)は糖を燃やしてエネルギーと熱に変換する作用があります。

これはアラプラス糖ダウン(糖ダウン)に入っているALA(アラ)という成分のおかげで、
糖代謝や脂質代謝に関与しているミトコンドリアの働きを高めて、
体内の糖を積極的に燃やしてくれます。

1日1回好きなタイミングで飲めばOKなので、使いやすいです。